患者様の負担軽減
検査について
当院では、患者様が他の医院や健診で行った検査結果を持参していただき、その結果を当院のPCに入力しています。無駄な検査を省くことで、患者様の金銭的負担も少なくなります。他医療機関での検査結果をお持ちでしたらご持参ください。
待ち時間の短縮
病院と同等の検査機器を購入し、患者様の待ち時間短縮にも努めています。
末梢血検査(貧血の有無などのチェック)、CRPなどの炎症反応検査はすぐに結果が出ますし、HbA1Cの機器(糖尿病診断の際に使用)は1分で検査が終了する高性能な機器を導入しています。
病診連携
当院では、下記の医療機関と密に連携し、適切な治療の提供を心がけています。
徳山医師会病院(オープンシステム地域支援病院)
肺炎などの入院が必要な疾患について、院長が主治医となり入院と治療を行っています。
当院と徳山医師会病院はITで繋がっていますので、リアルタイムで患者様の体温や血圧などの把握ができます。院長が毎朝必ず入院患者様の体温・血圧、看護師からの連絡がないかをチェックしています。
病院・診療所の医師が登録医として、患者様の入院から退院までの間一貫して診療するシステムです。
かかりつけ医が外来から入院、退院後外来と一人の患者様を一貫して診ることができます。また入院中は、主治医(かかりつけ医・常勤医)、他科の医師、山口大学等のコンサルタント医と共同し診療します。
徳山中央病院
特殊な治療や手術が必要な患者様は即座に徳山中央病院に紹介しています。
リハビリテーション
徳山中央病院で急性期の治療が終了しリハビリテーションが必要な患者様は、徳山医師会病院に院長が主治医として積極的に受け入れています。リハビリテーションが終了して退院した後は、当院外来にて院長がかかりつけ医として治療しています。
緊急時の対応
当院では夜間もかかりつけの患者様には連絡がとれるように医院の電話を転送にしており、極力24時間体制で患者様のフォローができるように努力しています。夜間でも主治医が出向いて診察すれば、徳山医師会病院へ緊急入院可能ですので心配はいりません。
研修医の受け入れ
徳山中央病院の教育機関として毎年臨床研修医を1ヶ月間受け入れ、指導をしています。
専門分野・検査について
高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣に関係する疾患を専門としています。これらは全て動脈硬化に関係しますが、その評価を最新の機器で評価します。
特に心臓疾患(心筋梗塞、狭心症、不整脈など)は死に直面する可能性があり、迅速かつ正確な診断が必要です。そのため各種超音波(経胸壁心エコー、経食道心エコー、頚動脈エコー、下肢静脈エコー)により体全体の血管評価をしています。
また、呼吸器疾患である気管支喘息、肺気腫の患者様も多数フォローしています。
その他、下記の検査機器を揃えています。
循環器
- トレッドミル検査
(運動をしながら行う心電図検査) - ホルター心電図検査
(24時間の脈の状態を記録する機器) - イベントレコーダー
(最長で1週間の脈の状態を記録する機器) - 24時間血圧計
- 血液検査
- 血圧脈波測定装置(CAVI:血管年齢測定装置)
呼吸器
- 肺機能検査
- 呼気NOモニター
- 呼気COモニター(禁煙外来にて使用)
- 睡眠時無呼吸検査